去る9月21日は「世界アルツハイマー・デー」でした。
国際アルツハイマー病協会が1994年の国際会議で、この日を「ボケを考える日」と定めたのが始まりです。

この日を前に9月18日、アメリカの CBSテレビが放映したバイデン大統領へのインタビュー番組が話題となっています。

間もなく80歳となるバイデン大統領ですが、世間が驚いたことに、「新型コロナは終わった」と宣言したからです。 また、「台湾有事の際には米軍を派遣する」と明言しました。
いずれの発言に関しても、専門家やホワイトハウスの報道官からは否定する見解が示されています。

何しろ、新型コロナウイルスの感染者数でも死亡者数でも世界最悪の記録を更新しているのがアメリカに他なりません。 バイデン大統領もジル夫人も感染しました。 どのような根拠で「COVID-19終結宣言」に至ったのでしょうか?具体的な説明はありません。
多くの国民が首をかしげることになりました。

今に始まったことではありませんが、バイデン大統領のこうした不用心な言動には「やはりアルツハイマー病が進行しているのではないか」と、危惧する声が増える一方です。
かつてオバマ大統領時代にホワイトハウスで主治医を務めた医師に至っては「バイデン大統領の認知症は如何ともし難い。早急に精密検査を行い、国民に情報公開すべきだ」と言っています。

国家の最高指導者であり、国軍の最高指揮官である大統領が、このような頼りない発言を繰り返しているのは前代未聞のことです。

先日もジル夫人が同行していながら、別の女性と手をつないでイベントに参加している姿が見られました。「誰が奥さんか認識できなくなっているのかも」と心配されています。しかも、幼く可愛い女児には目がありません。

各地で開かれている政治集会、特に11月に迫っている中間選挙のための応援集会の場においても、聴衆の女性たちに向かって「皆さんがもっと若い頃の可愛らしい姿を想像すると、私も若返って元気になります」と発言。
とても民主党の候補者を応援するための集会には似つかわしくない言動ばかりです。
これでは中間選挙では民主党の大敗が懸念されます。

そうなれば、バイデン大統領のレームダック化は避けられないでしょう。
このような有様でウクライナ戦争や台湾有事を始め世界が直面する諸課題に対して指導的な役割を果たせるのでしょうか?

実は、9月半ば、ペロシ下院議長は南コーカサス地方のアルメニアを電撃訪問しました。
先の台湾訪問でも世界を騒がせましたが、今回は「アゼルバイジャンによる一方的な現状変更にアメリカは断固反対する」と強硬姿勢を見せつけたものです。
両国とも旧ソ連の構成国でした。

しかも、アゼルバイジャンはかつてアメリカをはるかに上回る原油の生産国。
そのエネルギー源を巡っては、ノーベル家とロスチャイルド家が骨肉の争いを演じたものです。

いまでも天然ガスを始め、様々なエネルギー源の宝庫であり続けています。
隣国のアルメニアとの間で領土問題を抱えているのですが、そこに火に油を注ぐような言動を繰り返すアメリカの下院議長です。

82歳のペロシ下院議長もアルツハイマー病になってしまったのでしょうか?
本来であれば、対立を深める両国関係を調整するためには、双方の意見を冷静に聞いた上で話し合いの場を設けるのが大国のあるべき姿と思われます。

にもかかわらず、ロシアが軍事基地を維持するアルメニアだけを支持するのは、どう見ても片手落ちとしか言いようがありません。

台湾訪問もそうでしたが、ペロシ議長による今回のアルメニア訪問に関してもバイデン大統領は何ら行動や発言の自制を求めることをしませんでした。
一体何を考えているのでしょうか?あるいは、何も考えていないのでしょうか?

このままでは、人工知能(AI)に政策の立案や外交調整を任せたほうが客観的で公平な結果が得られるのではないか、といった声がますます大きくなりかねません。